2014年11月12日水曜日

『残り物には福がある』 vol.15 レシピ by 林恵子



 

久しぶり、林のレシピ紹介です。

私の料理教室 cooking eating studioでは、
おいしいものを求めて、よく、旅をします。
国内は元より、外国にも足を伸ばします。
その中で、韓国も、work shopや食品博覧会など、
何回か、いろいろな町に、田舎に、お邪魔しました。
(以前のブログ見てください。)

そんな旅の強い見方は、
鄭 銀淑(チョ ウンスク)さんのご本でした。
観光客の行かないような、地方都市の路地裏のデポチブなどに行けたのも、
鄭 銀淑(チョ ウンスク)さんのご本のおかげ。



で、今日、ご紹介する、『残り物には福がある』レシピは
たくさん読んだ彼女の本のどこかに書いてあった、
古漬けのキムチ(ムグンジキムチ)を使った土鍋ごはん

お母さまが作ってくださった思い出が書いてあって、
なんーて、おいしそうなんだろう!と、思ったので、
自己流に作り始めた1品が下記です。



本の中には、レシピはなく、
簡単な作り方しか書いてなかったので、
韓国の市場で購入した干したムール貝や干した海藻なども加えてみたら、
すっごく、おいしく出来たので、お教室でも何回かご紹介しました。

干したムール貝は日本では手に入りにくいので、
干した帆立でも大丈夫ですし、
韓国で買った干した海藻も
ミル系の、干されて塩が吹き出ているような品物で、
これがおいしかったのですが、
そういうのも、なかなか、日本では見かけないので、
乾燥海藻サラダなどの名前で売られている、
簡単に戻るようなものであれば、大丈夫です。



余談ですが、能登の七尾、昆布海産物処、白井さんによれば、
能登には、200種以上の海藻があり、
世界には、何千とあるそうです。
韓国もたくさんの海藻を食べますね。
(また、中国の大連あたりも)
釜山から路線バスで1時間位?だったか、機張の市場には、
生のいろいろな海藻が山盛りで売られていました。


さて、本題、残り物活用に入ります。
キムチなどが古漬けになったものをムグンジキムチといいますが、
なべや、チヂミ、炒め物、チャーハンなどに使うと、
乳酸発酵の酸っぱさがおいしいですね。



魚とキムチの蒸し物


上記、大根葉など余った時もキムチにしておくと、
いろいろに使えます。

今回使った下記、古漬けは、
麗水(ヨス)で買ったカッキムチ(カラシ菜キムチ)がおいしかったので、
友人が栽培し、たくさん送ってくれた、からし菜を自分で漬けたものです。
あんまり、たくさん出来たので、
古漬けも出来ました。



で、この古漬けを使って、
『ムグンジキムチと海藻土鍋ごはん』



おこげもおいしいですよー!

レシピについは、フードソムリエの、
下記、サイトを見てくださいね。


photo by 林恵子