今回は、インド人のRachna Maheshwariさんの登場です。
Rachnaさんは、IT関係のお仕事をなさっているご主人と、
日本に住んで、8年になるそうです。
英語、ヒンディ語、お料理などを教えてらっしゃいます。
お住まいにお邪魔したのは、11月。
丁度、ディーワーリー(ヒンドゥー教のお祭り)の時期で、
前日がそのメインの日で、
玄関の中に足型、(神さまのLakshmi jiを迎えるため)
ベランダには、灯りを灯し、
神さまが、迷わず、家に来てくださるようにしていらっしゃいました。
インドの方のお宅を訪問するのは、初めてなので、
興味深々、例えば、この壷、
素焼きなので、水を冷やし、
特に夏など、身体が調子悪い時などにこの水を飲むと胃にいいのだとか。
(科学的根拠はないけどと、話されていました。)
また、このスプレーの中には、
重曹+トゥルシー(ホーリーバジル)やニームを入れた水を入れ、
室内の掃除に使うそうです。この日はローズマリーを入れたものでした。
殺菌や防虫にもいいそうです。
重曹抜きのハーブの水は身体にも使うそうです。
Rachnaさんは、ベジタリアン、ご主人はノンベジ。
でも、この季節は、Rachnaさんのご家族みなさんは、お野菜が主のお食事をし、
その上、この季節は、玉ねぎや、ニンニクなどの五葷は食べないそうです。
(インドでは、いろいろな宗教からの習慣があり、家族によって、習慣が違うそうです)
今日は、私達の為に作ってくださるので、五葷は入っていますが、
出来上がったものを、神様に供える際には、
使っていないものにするそうです。
いろいろ習慣の違いがありますが、
違いを知るのが、楽しいですね。
見せて頂いた、スパイスボックスに入っている香辛料は、
コリアンダー
マスタードシード
フェネグリーク
レッドチリ
ターメリック
クミン
もちろん、この他にもいろいろ使うけど、
これが基本との事でした。
今日、紹介してくださるのは、ライスが残った時の
フライドライスと、ライスコロッケです。
こう聞くと、身近な感じがしますね。
インドのお米は、インディカ米ですから、
細長く、さらさらしてます。
インドには、お米の種類、いろいろあるそうですが、
今日は、バスマティライスを使います。
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フライドライス(お家では、Namkeen chawalと呼んでるそうです。)
材料
炊いたライス 1+1/2カップ
赤玉ねぎ(インドでは、pink onionを使う)
にんじん
いんげん
(上記野菜は適量。好みのもので良い)
青唐辛子
しょうが
ピーナッツ
サラダオイル
カレーリーブス 6-7枚(フレッシュなら刻んで)
クミンシード 小さじ2
マスタードシード 小さじ2
ターメリック 小さじ2
チリ 少々
レモン
フレッシュコリアンダー
ガラムマサラ
塩
砂糖
作り方
1、野菜をコロコロに切る。
2、ピーナッツの皮を揉んで剥く。
3、フライパンに少量のサラダオイルを入れ、ピーナッツをちょっと、炒め、取り置く。
カレーリーブスはなかなか手に入らないとか。
下記は、私の家のカレーリーブス
4、カレーリーブスも揉んで、クミンシード、マスタードシードと一緒にフライパンに入れ、炒める。
5、赤玉ねぎを加え、炒め、塩をちょっとして、フタをして気長に弱火で炒める。
6、赤玉ねぎが透明になって、水分が出たら、その他の野菜を加える。
7、ターメリック、チリ、青唐辛子を粗く刻みながら、加える。
砂糖少々、しょうが摺って、入れ、塩がたりなければ、塩をし、
また、フタをして、弱火で火を通す。
水を少しいれ、3-4分再度フタをして、蒸し煮する。
9、出来上がりに好みでレモンを絞ったり、フレッシュコリアンダーを加えたり、
ガラムマサラを降る。
砂糖は、色が良くなるとお母さまが教えてくださったそうです。
ささっと、炒める、中華式チャーハンとは違い、
すごーく、気長に時間かけ、作る所が、びっくり!
インド式は、出来上がりが、生の米から作るpulaoみたいになるんですね。
食べる時に、次に紹介する、コリアンダーのチャツネや、
トマト、キュウリ、玉ねぎなどのライタと一緒に食べるそうです。
なので、ここでは、ガーンと味つけたりしないんですね。
コリアンダー チャツネ
材料
コリアンダー(ミントでもいい) 2カップ位
塩 小さじ1/2
青唐辛子 1本(好みの量で)
アボカド 少々
しょうが
クミンシード
レモン
水 大さじ2
作り方
1、コリアンダーをザク切りにする。アボカドも半分に割っておく。
2、バーミックスに、コリアンダー、摺ったしょうが、青唐辛子をちぎっていれ、
アボカド少量、塩、クミンシード、水も入れて、クラッシュする。
3、食べる量だけ、器に入れたら、レモンを絞り入れる。
当日は、フライドライスを作りながら、同時に、これも作っていました。
アボカドは色をきれいにする為とテクスチャーの為にいれるそうです。
私も作るものですが、アボカドは入れてなかったけど、
今度から、入れてみる事にしました。
たくさん作っておいて、残りは小分け冷凍保存しておく。
食べる時にレモンは絞る。
材料
炊いたライス 1カップ
カリフラワー
じゃがいも
赤ピーマン(野菜全て合わせ、写真のグラインダー2/3位の量)
コリアンダー適量
コーンフラワー 1/2カップ
ライスフラワー(インド製のインディカ米のもの) 1/8カップ
クミンシード 小さじ2
レッドチリ 小さじ2~3
塩 小さじ2
サラダオイル
下記は、コーンフラワー ライスフラワー、
ライスフラワーは、インド製のインディカ米のものか、
タイ製のジャスミンライスのものがいいそうです。
作り方
1、野菜をざく切りにする。濡れていたら、拭き、水分とる。
2、野菜、ライス、コーンフラワー大さじ1、ライスフラワー大さじ1、コリアンダー、
クミンシード、レッドチリ、塩を入れ、グラインダーにかける。
3、途中、コーンフラワー、ライスフラワーで調節しながら、
(ばらばらにならないかどうか、触ってみて)
総量が上記記載位入れ、野菜の粒が見える程度かける。
4、10分位、休ませ、手にサラダオイルをつけ、小さめに握る。
5、揚げ鍋にサラダオイルを入れ、弱火でじっくり揚げ、
最後に中火で、外がクリスピーになるように揚げる。
揚げる時に解体してしまう事もあるそうで、
粉の量など微妙なようです。
使った野菜の水分量にもよるので、
1回作ってみるのが、いいですね。
食べる時に、クミンパウダーを降ったり、
コリアンダーチャツネや、タマリンドペーストをつけたりして食べる。
ケチャップでもよいそうです。
写真のタマリンドペーストは、
日本に旅行にいらしたお母さまが作くられたもの。
2ヶ月位は持つそう。
撮影が終わって、みんなで頂きましたが、
食べ易いやさしい味で、とってもおいしかったです。
いろいろ、発見があったのですが、ライスコロッケと聞いた時は、
衣をつけるのかな?と思っていたものとは違い、
この作り方なら、cesでもご紹介している豆で作るdal vadaなどと
同じような作り方ですね。
お祭りでお忙しい中、ありがとうございました!
photo by 千葉祐子