2016年12月23日金曜日

vol24. 村田ご夫妻の『残り物には福がある』ー2

たくあん漬けは毎年、和樹さんのお仕事。
では、たくあん漬けプロセスを見せて頂きましょう。

1、大根を干す。


2、干し上がった大根を移動。



3、干し上がった大根の葉を切り取る。



4、樽に糠を入れる。
その時、前回漬けた時の糠を少し入れると、味が馴染み易い。
(お味噌なども同じように、前のを少し入れるのと同じですね)


5、大根をきれいに並べ入れる。


6、糠を入れ、塩を降る。


7、繰り返す。


8、樽の上まで来たら、葉っぱを広げ入れる。
葉っぱで蓋をする感じ。その時、黄色くなった葉は入れない人もいる。
(えぐみが出るような気がするそうです) 


9、再度、糠を入れ、塩して、最後に唐辛子を乗せる。



10、蓋をして重しを乗せる。
重しの重さは、15+15+20+30=80kg
なぜ、こんなに重い重しを乗せるのか?というと、
重しが軽いと、塩が多く必要になる。
重しが重いと、塩が少なくても大丈夫だそうです。


11、漬け物小屋で保管。




注意としては、”す”が入った大根は使わない。


また、1年以上経って食べるようなたくあんについては、
塩多めで作る。



こちら(下記)が、少なめ。写真でも塩の量判りますね。
一般のレシピだと、大根の重さの6%位の塩入れますが、
塩少なめの方は、もっと、少ないんですね。


どんなお味に出来上がるのか、楽しみです。
(前に頂いた感想としては、滋味豊かなたくあんで、
土地の味がしました。畑の肥料も手作りされている為かも)


3につづく

photo & report by 千葉祐子