今では、東京周辺で、
世界中のいろいろなお料理を食べる事が出来ますが、
旅に行って食べるいろんな国のお料理は、
知ってると思っていたものとは、違っていたり、
料理法など、そうなのかーという、発見もあります。
その中で、うちのごはんに定着するようなお料理が
いつの旅でも、いくつかあります。
ここ数年、旅が多いです。
ベトナムやインドのお料理は掲載しましたが、
ブログに取り上げていない旅では、
随分前ですが、2016年秋に、ポルトガルに行きました。
その時に食べたものの中から、
昨年、今年とcesのお教室で、
数回取り上げたポルトガル料理をご紹介します。
ポルトガルは何と言っても塩だらのお料理が有名ですね。
塩漬けの干しだらの事をポルトガルでは、
Bacalhau / バカリャウ(下記、写真)といいます。
ヨーロッパ全般で、タラはよく食べますが、
この塩漬けの干しだらは、
生とは違う、独特の味と、
繊維質が生より細かくなって、食感もいい感じ。
北海道などでも干しだらは売っていますが、
もっと、塩っぱいです。
充分、水に漬けて戻して使います。
下の写真のように、さらにミルクで煮て戻す事もあります。
そんなタラのお料理が下記のタラのコロッケ。
Pasteis de Bacalihau
少々、手間がかかりますが、おいしいですよー!
お教室のは、ちょっと、こげちゃいましたね。
下はポルトガルのレストランのもの。
何回も食べましたが、その中の1つ。
そして、つぎは、お教室で作った
塩漬けの干しだらのフリッターです。
Pataniscas de bacalhau
戻して手で細かく裂いて、作ります。
パリパリでおつまみにぴったり。
他のお料理では、
Evora のレストランで食べた、
Carne de Porco a Alentejana / アレンテージョ風、豚肉とあさりの料理は
肉と魚貝を一緒に使うのが、
あまり、和食にない使い方なので、面白いです。
お肉をそんなには食べない私としては、
ces風にアレンジしたのが、下記です。
あさり多めで作りました。
ポルトガルでは、お米もたくさん食べるので、
リゾットがおいしかったです。
リスボンの市場で食べた、コリアンダー(シャンツァイ)のリゾット
cesでは、Arroz De Tamboril / あんこうのリゾットや
Arroz De Polvo / たこのリゾットを作りました。
下記は、ポルトのタコの天ぷらで有名なお店、
“Casa Aleixo”の
メイア・ドーゼ / タコの炊き込みごはんとタコ天
タコのマリネもおいしかった〜!
cesでは、こんな風に、作ってみました。
あと、ポルトガルは、本当にパンがおいしいです。
どのお店へ行っても、自家製パンかな?というパンが出てきます。
下記は、朝ごはんを食べた普〜通のリスボンのカフェのパン。
英語が通じず、何を聞かれているのかな?と思ったら、
昔の木の物差しみたいな物を出してきたので、
やっと、棚の下に隠れているすごーく大きなパン(2m弱はありました)を
何センチ切るかと聞かれているのが判りました。
そして、切ったら、好みのものを挟んで、焼いてくれました。
パンでは、他に、サンドイッチのビファナが有名です。
これ、マカオにもありました。
マカオはポルトガル植民地だったので、
ポルトガル料理食べれますよね。
エッグタルトは、私的には、
本場発祥の地ポルトガルより、
マカオの方が好みでした〜!
甘いものと言えば、もう1つ、
ces定番になったのは、Serradura / セラドゥーラというお菓子です。
マリーを使います。
お菓子のマリーって、ポルトガルから来たって知っていましたか?
マリアっていうポルトガル製を、紀伊國屋さんでは、売っています。
しかも、190円!
現地では、マリアに生クリームにコンデンスミルクを使うようですが、
うちは、普通の砂糖は使わないので、メイプルシュガーで作ります。
子供生徒でも簡単に出来ますし、
お客さまの時にも、そんな簡単なものには見えないので、いいですね。
ポルトガルでは、1人用や、大きなケーキみたいに作ったり、
いろいろな物を足したり様々ですが、
うちでは、このシンプルなのがおいしいという事になりました。
そのほか、
リスボンの市場で食べたロブスター!!
この市場は、食材だけでなく、
いろいろなレストランが出店していて、(高知のひろめ市場のよう)
いろいろなおいしそうなものを見て選べるのがいいですね。
楽しいですよ。おすすめ!
これは、別のポルトのレストラン。
これは、リスボンの元修道院を使ったビヤホール、
“Cervejaria da Trindade”
ウエイターの人達が修道僧の格好してました。
茹でた魚貝など、いっぱい!(少ないのを頼んだのに)
ポルトガルのお料理の紹介でした!