2014年6月17日火曜日

ces高知の旅−1

すごーく経ってからのブログupで、恐縮ですが、
3月にお教室参加者の方々と8名で、高知へ、行ってきました。
前出の広川絵麻さんの陶房を訪ねる旅でもありましたが、
cesの旅ですから、いろいろおいしいもの、食べてきましたよー。
ハイライト部分だけ、掲載しますね。

まず、空港から、
以前見学させて頂いた事のある
宇佐のかつおぶしの竹内商店に向かったのですが、
前は雨の中、バスでトコトコ行った為と、新しい道が出来たのか?
場所を見つけるのに、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、
ナビも細かい所は役にたたず、もう、諦めようかという時に
どこからともなく、かつおぶしを焙乾している香りが〜〜。




で、見つかった!!のですが、
誰も居なーい!
土曜日だから、お休みなのねと思ったら、
竹内社長ご夫妻が帰ってらして、
みなさんいらっしゃらないのは、お昼休みと判りました。
なので、竹内さんに説明は少々して頂いたのですが、
実際の作業は見学出来ず、残念でしたが、
商品は無事、購入!




サイトを見てくださる方々の為に
4〜5年前に行った時の写真を掲載して、
作業工程を簡単に説明しますね。


まず、鰹を3枚におろし、


煮熟(しゃじゅく/煮る。)し、


骨を抜き、形整え、
焙炉で薪を燃やし、焙乾し(いぶして乾かす。数度繰り返す。)



削り、カビ付けして天日で乾燥、さらに追いカビを繰り返し、
(水分を抜くためにカビを付ける)
本枯れ節の出来上がり!



途中の焙乾のタールを削り取る前が荒節です。
手作業の本物の鰹節作りはこの地区でも2軒だけ。
3〜6ヶ月という時間をかけて、固い、本枯れぶしが出来るんですね。



竹内商店さんは、昔ながらの製法でかつおぶしを作ってらして、
黴をつける工程を増やす等、品質の向上に努めてらして、
おいしい鰹節を作っていらっしゃいます。
前に伺った後の2012年に
全国の鰹節が競う大会で農林大臣賞に輝いたそうです。

おいしい鰹節です。みなさんもどうぞ。



次に向かったのは、
須崎の『浮橋』という貝料理のお店。
絵麻さんのお母さまに教えて頂いたお店。
入り江に浮かんだお店で、橋を渡って店内へ。
なんか、ワクワクしますが、当初、情報で見ていたのより、
橋は短く、橋渡るのが恐い程ではなかったです。



貝は関東では見かけないカラフルな長太郎貝、流れ子(とこぶし)、
マテ貝(結構、グロテスク!食べるとおいしいけど)、
はまぐりなどを焼いて食べました!



次に、古めかしく、まるで、『ごちそうさん』に出てきた市場のような
中村、久礼の大正市場へ行きました。



でも、残念な事に、その日は水揚げが少なく、それを知ってる地域の人達も
お買い物には訪れてなくって、ちょっと、寂しい市場でした。



ちくわとひじきの天ぷらとか、
長いままの青のりとか(東京でこれを買うのはすごーく高い)





変わったお惣菜とかget!



なかなか行くのに時間かかりますが、中村までの海沿いの道のドライブは、
海すれすれまで、山が迫り絶景で、
高知はイメージとは違い、山の多い県だなーと景色を堪能しました。





夜は定番、ひろめ市場で夕食。
席取りが大変でしたが、高知のワイルドな雰囲気の中、
楽しく、おいしく!沢山飲んで、食べましたー!
(食べるの忙しく写真はありません。)
かつおの藁焼きのたたき、どろめ(いわしの稚魚)のれそれ(あなごの稚魚)、
ちゃんばら貝、くじら、はちきん地鶏などなど
高知のめずらしいものいっぱい食べました。
2次会は安兵衛の『焼き餃子』
夜遅い時間でも屋台はいっぱいで、本店の味を味わいました!
ちょっと、酔ってたので、写真はぶれぶれで失礼!
 つづく