2014年3月17日月曜日

宇賀さんの『残り物には福がある』vol.4


常滑在住の陶芸家の宇賀和子さんは
お料理上手です。
陶芸家の友達みんなに言える事ですが、
器を作っているからか、食に興味ある人達が多いです。



そんな陶芸家達の中でも、宇賀さんは、
作品作り、
年に何回も開催する個展、
海外でのwork shop
また、オーナーであるエスニックな雑貨のお店 サバイ” (下記)買い付けと、
すごーく忙しいのに、
ササッと、おいしいものを作っていて、いつも感心します。


ランプシェードは宇賀さんの作品


そんな宇賀さんが、今回紹介してくれるのは、
玄米ごはんが残ったら……『玄米ごはん入りパン』です。
宇賀さんは、玄米3+雑穀や豆1のごはんを食べるけれど、
ご主人は玄米が苦手。
なので、まとめて炊いて、1食分ずつ冷凍しているそうですが、
残った時にパン生地に入れて焼くとおいしいそうです。
これなら、ご主人も食べられますね。
米粉と違って、ツブツブが残った出来上がりがおいしく、
食感も、もちもちとおいしかったです。


玄米ごはん入りパン



材料



炊いて残った玄米 1 1/2カップ
強力粉 400g+少々(クッキングシート用)
ライ麦粉 100g
塩 小さじ1
はちみつ 小さじ2

水 280cc
ドライイースト(白神こだま酵母)10g
ぬるま湯 30cc

干しいちじく 3個
クランベリー 1/2カップ
くるみ 6〜7個
かぼちゃの種 大さじ3

作り方
1、ぬるま湯にドライイーストを入れ、溶かしておく。
2、粉類を計り、混ぜる。
3、パン捏ね機に水280ccを入れる。
4、3に1、2を入れ、塩、はちみつも入れ、撹拌する。
  25分位。(パン捏ね械による。)
5、途中、20分位経ったら、くるみを手で砕きながら入れ、
その他の星果物、ナッツも加える。
6、玄米を加える。




捏ね上がりは米粒が見えるので、なんだか、大きいおにぎりみたい!


7、1次発酵させる。(1時間位。2倍位に膨らむまで。)

8、天板にクッキングシートを敷き、小麦粉を敷き、生地を出し、ガス抜きし、
2つに分け、成型する。上面にパンマットをかける。




9、40℃のオーブンに入れ、30〜40分、2次発酵。
10、オーブンから出し、クープを入れ、200℃のオーブンで
   30分焼く。



はい、おいしそうに焼けました!
パン捏ね機を使い、発酵も続けて出来るので、簡単ですね。







この日焼いてくださったのは、上記ですが、
前日焼いてくださったものには、
きんぴらや生の岩のりが入っていて、これがまた、おいしかったです。
『きんぴらも合うんじゃないかな?』と、入れてみたそうですが、
私、おいしくって、気に入りました。
『残り物には福がある料理』には、
基本的な料理の知識と、
これ入れたら、おいしいかもという感性がものをいいますね。



そして、上記は、
夕食用に宇賀さんが作っておいてくれたカンジャンケジャン。
これも、絶品でした。

cesの韓国旅行に
参加してくださって、韓国でおいしいカンジャンケジャンを食べ、気に入り、
帰国後すぐに、常滑の漁師さんに頼んで
新鮮なワタリガニで作ってみたのが、最初で、
それから、時々、作るそうで、おいしかったですよー。

ごちそうさまでしたー!



宇賀さん作品、かわいいオブジェ

宇賀さんの個展などの情報は、下記でチェックしてね。

ptoho by 千葉祐子